タウンニュース掲載

ウインドサーフィン4人が世界の舞台へ逗子のマリンブルー所属

意気込みを語った(右から)小西さん、杉さん、堺さん、若狭さん

意気込みを語った(右から)小西さん、杉さん、堺さん、若狭さん

 逗子海岸で活動するマリンブルージュニアウィンドサーフィンに所属する4人の中学生が、3月21日(火)まで静岡県で開かれている世界大会のユースクラスに出場している。初の大舞台に「全力を出して優勝したい」と4人は意気込んでいる。

「IWT Omaezaki JAPAN Cup」のユースクラス・ウェイブ(15歳以下)のへの初出場を決めたのは小西陽人さん(14)、杉僚真さん(13)、堺希海さん(13)、若狭夏希さん(13)の4人。いずれも小学1年生から高校生のための逗子で唯一のジュニアウインドサーフィンスクールであるマリンブルーに所属する中学生だ。

杉さんの兄は同スクール出身で、現在はプロとして世界の第一線で活躍する杉匠真さん(20)。幼いころから海に繰り出す匠真さんや僚真さんの姿を見て、ほかの3人も始めたという。

同スクールの特徴は「競技との距離」が近いこと。海岸周辺に自宅がある子が多く、放課後でも練習できる環境が整っている。ウインドサーフィンを通じて海の魅力を伝えようとインストラクターの杉純太郎さんが掲げる「ライフスタイルとしてのウインドサーフィン」が定着し、それが選手たちの実力に反映されている。

練習を見守る杉匠真さんは「ウインドのスクールは全国にあるが、一度にこんなたくさんの選手が出るところもなかなかない。みんな練習量が多いし、実力もメキメキとつけている。世界で活躍できる期待の星たちです」と後輩たちの成長に目を細める。

年末年始には会場となる御前崎市ロングビーチで合宿を敢行。みっちりと練習を積み、本番に備えた。風を受けながら波を乗りこなすには高い技術が求められるが「自分たちのベストを尽くして、優勝を狙いたい」と4人は笑顔で意気込みを語った。

大会は3月16日から21日(火)まで、静岡県御前崎市で開催され、杉匠真さんのほか世界のトッププロも集結して熱戦が繰り広げられる。

大会情報は【URL】https://www.facebook.com//IWT.OMAEZAKI